2013/06/16

『無精モン』の無精モンたる証は「他力に便乗」する事なり(許されたし)

 

 以下に示す「校長の仕事日記」を、当ブログにアップすることの事後承諾すら得ようとしないこの無精ぶり。「70歳を前にしても変わらじ」、と笑って誤魔化すあたりも正真正銘の無精モンですなぁ~。

 こんな過酷な(笑)スケジュールを笑顔で消化するこの無精モンは何者?!

 敬愛する鍼診療師の口癖が脳裏を駆け巡る「無理はしてみなければ無理かどうかわかりません」「本当に無理なら出来ないでしょう」「出来ないことが無理であることを証明しています」「出来たということはもっと無理が出来ると言う嬉しいご褒美です」

 去る12~14日の今回の学校訪問で、鍼診療師が保証する「感無量のご褒美(=認定証)」を受け取ったことになりました。訪問計画を企画していただいた訪問校関係者に敬意を表します。北関東の遠隔地まで戻っても至って元気な老体です。気遣いのご心配は無用です。また、訪問します!!その節はよろしくお願いします。
 

 訪問した中学校の「校長の仕事日記」を添付します。(若干の加除修正有り) 


20130612()
  車の中で角田先生講演会

 校門で挨拶。打合せでは角田先生の来校、授業研究の時間設定、コラム「お母さんは学校の応援団長」のことを話す。すべてに校長の思いを入れて短時間だが熱く語ったつもり。 ・・・・・≪略≫・・・・・ 3時間目は初任者を集めての授業公開。2年目の教師が授業者。この日まで献身的にサポートしてきた職員の動きが嬉しい。時間的なこと、物理的なことをも度外視しての支援に頭が下がるばかり。こうした学校の雰囲気は大切にしていきたい。   ・・・・・≪略≫・・・・・
 駅頭で角田明先生をお迎え。主幹の車で宿泊予定のホテルへ。その間、管理職の在り方、学校経営、各地で開催されている『響の会』などのお話を伺う。いつものように温かみがある言葉が続く。ファイトがわく話も。そして凛としなければと思う話も。まさに車の中で聴く角田明講演会。
 学校へ戻り、校長室で執務。決意した校長塾(授業技術)開催の日程や受講者などを主幹と相談。学校アンケート実施の発信とその設定を依頼。今日も濃厚な1日。20時過ぎ退校。


20130613()

角田明先生の凄さ

 ・・・・・≪略≫・・・・・  9時過ぎに角田先生来校。PTA主催の懇親会時まで、角田先生の傍にいさせていただいた時間は12時間。改めて角田先生の偉大さに感じ入った1日。
 2時間目は3年生から授業参観。3時間目はお願いをした2人の授業観察。4時間目は学校全体で進めている3つの授業観察。給食時には3人への授業診断。
 午後は研究協議会を参観していただき、教員向けへ1時間の講演。1時間休憩後、保護者対象の親塾(講演会)を1時間。1時間後にはPTA主催の懇親会で2時間。
 僕がお願いした今回のスケジュールに対して、角田先生は「人権問題だと言ってもいい」と称された。確かにその通り。「校長さんの依頼は断れない」といってくださる言葉に甘えて過酷な1日を組んでしまったことを深く反省。とはいえ、明日も午前中はびっしりのスケジュール。「申し訳ありません」しか言えないが、角田先生のご厚意に応えるには、いただいた大きな重い宿題をやり遂げるしかない。
 ★ ある教師へ笑顔で言われた実に厳しい授業診断言。
 ★ 歯切れのよい講演。明確な今後の指針。
 ★ 保証→保障をキーワードに提示された親としての在り方。
 ★ 我が校が「命のプロジェクト」を意識されて持参された写真絵本4巻。
 ★ 親塾での参加者の涙。
 ★ 「お父さんのお母さんの料理は世界一」の作文。
 など、記録しておきたいことは膨大。しかし今は時間がない。1日でノート1冊ほどになってしまった角田語録。じっくり整理したい。今日はここまで。


20130614()

角田先生指導三日目

 角田先生、来校三日目。今日も4つの授業を見ていただき診断と指導。文書処理や問い合わせに応えながら、出来る限り、角田先生の傍らに。
 提示されたピカピカ(小学校低学年)、ノリノリ(小学校中学年)、キラキラ(小学校高学年)、ギラギラ(中学校)の子どもの姿を実現させるための授業像は、自分なりに固まった。これから角田先生の次回来校時まで、ギラギラ授業を視野に入れて何度も職員と話し合いを重ねたい。決意を新たにした三日間。 ・・・・・≪略≫・・・・・
  この三日間でいただいた課題は多数。どこから動き始めるか。「やれること、やらなければならないこと」(角田指導言)を考えて行動開始。

0 件のコメント:

コメントを投稿

自己紹介

自分の写真
1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

フォロワー